ソ・ラ・ノ・ヲ・ト第11話

急展開、と言うほどでもないですが事態がいろいろと動き出してきました


全12話構成の様ですから11・12話で前後編にするのはセオリー通りですね
敵の捕虜を偶然捉えて、匿ったり上官がやってきてピンチになるのも王道展開
敵の目的が鳥の化石と言うのも1話の伏線に繋がってソツがないです


アイーシャさん個人の目的なのか、あの大部隊の目的なのかはまだ判りませんが
部隊の動きに関しては、軍本部でも掴んでいたようですね
冒頭で警戒を厳にするように、という指令が出ていたようですし


そして、現れたのが実に判りやすい悪役顔の大佐です
ノエルの復元した細菌兵器(?)でかなりの武功を挙げている様子
しかし、ミシオの母親など戦線に近いところでは自国民にも被害が出てるようです


ノエルのトラウマの種にもなってるようですし
彼が作中の全ての罪を引っ被って退場で、メデタシメデタシ、
ということになるんでしょうかね?
主題が死に行く世界で人間がどう在るべきか、ということなら
彼がその世界に相応しくないという理由があれば、それでも良いのですが


彼の行動が独断専行にも見えるのも気になります
大佐たちとは別系統に、敵軍の発見の電話が入ってたようですし
大公(でしたっけ?)は軍の電話にかこつけてリオに連絡取ろうとしたり
9話で軍から命令書が届いたりと
政府と軍部が完全に分かれてる訳ではなさそうです
和平派と好戦派に分かれてて、好戦派の筆頭があの大佐っぽい
ローマ軍に大打撃を与えてるとはいえ、味方への誤爆も多いようだし
好戦派の中でも「出る杭」みたいだから
作劇上も作中でも、彼がいなくなっても誰も困りそうにないなあ


不満めいたことを書いてしまいましたが
タケミカヅチの起動、ノエルのトラウマ克服、ローマとの和平
カナタのラッパ、2国間で異なる伝承、湖の化石
等など12話は見所が多そうなので、楽しみにしてます