「チャンピオン読者が選ぶ!このマンガが面白いぞっ☆2011」

遅ればせながら漫画脳さん雑食商店街3373番地:チャンピオン読者版このマン的な何かを開催しようじゃなイカ!
の企画に乗ってみます

以下募集要項コピペ


【募集部門】
1.秋田書店作品部門(週チャン作品除く)
対象:2010年に秋田書店から単行本が刊行された週チャン連載以外のマンガ作品
2.秋田書店以外部門
対象:2010年に秋田書店以外の出版社から単行本が刊行されたマンガ作品
3.週刊少年チャンピオン部門
対象:2010年に単行本が刊行された「週刊少年チャンピオン連載」のマンガ作品
及び、週刊少年チャンピオン本誌2010年NO.1〜NO.52に掲載された読み切り・短期連載を含む全作品


私は2、3のみにエントリーします。


2.秋田書店以外部門
1位「喧嘩商売」(木多康昭/講談社/ヤングマガジン連載)

喧嘩商売(24) (ヤンマガKCスペシャル)

喧嘩商売(24) (ヤンマガKCスペシャル)

現在ヤングマガジンで絶賛休載中なのですが
連載再開が2月かららしいので期待を込めて1位に。
チャンピオン読者に判り易く説明すると
現在はグラップラー刃牙の「最大トーナメント」の全選手入場が終わったところです。
登場人物のクセの強さはグラップラー刃牙以上かも


肉体的なぶつかり合いのみならず
試合中は、あるいは試合前から緻密な心理戦が繰り広げられており
それらがトーナメントの場でどのように魅せてくれるかが今から楽しみです。


途中で脈絡なくギャグパートが始まるのは木多先生の御愛嬌、ということで。


2位「からん」(木村紺/講談社/アフタヌーン連載)

からん(5) (アフタヌーンKC)

からん(5) (アフタヌーンKC)

ありていに言ってしまえば「弱小柔道部モノ」なのですが
主人公が「完璧超人な2番手キャラ」だったり
相方が「超天才の現役高校生舞妓」だったり
先輩が「全国トップクラスの実力のゴリラ」だったり
多彩な人間模様が楽しいです。
実力者が揃っているような書き方になりましたが、部としては弱小です。
また舞台が京都の名門女子高なのですが、
京都という土地柄や、名門である窮屈さ、排他的な雰囲気なども端々に見えてゾクゾクします


同じ作者の「神戸在住」「巨娘」もおススメ。


3位「角刈りすずめ」(KICHIJo/竹書房/近代麻雀連載)

角刈りすずめ(1) (近代麻雀コミックス)

角刈りすずめ(1) (近代麻雀コミックス)

理想の雀荘を求めているだけの筈の角刈りスズメさんが
毎度毎度、不可思議な雀荘に迷い込むギャグ漫画。
作者のKICHIjoは
殺し屋さん」などの一條マサヒデさんと「サクリファイス」などの菊地昭夫さんの
コンビユニットとのこと。

報われない真面目キャラって良いですよね、という漫画です。
毎回変な雀荘で酷い目に遭う角刈りさん萌え。


4位「ぷあぷあ?」(コンノトヒロ/講談社/別冊少年マガジン連載)

ぷあぷあ?(2) (ワイドKC 週刊少年マガジン)

ぷあぷあ?(2) (ワイドKC 週刊少年マガジン)

ぷぎゅる」「こども無双」のコンノ先生が送る貧乏三姉妹物語
出てくる女キャラのほとんどが
変態、ノーパン、巨乳のいずれかにカテゴライズされる素晴らしい作品


主人公3姉妹の貧乏話が主なネタなハズだが
それが変態方面に進むのはコンノトヒロ先生の奇才の為せる技



5位「ヌイグルメン!」(唐沢なをき/講談社/イブニング掲載)

ヌイグルメン!(4) (KCデラックス)

ヌイグルメン!(4) (KCデラックス)

気持ち的にはもっと上位なのだけど、連載中の作品を優先させたので5位に。
唐沢先生の描くキャラは毒可愛い(毒を持ってて、且つ可愛いの意。今考えた)

ボンテージ、拘束されるのが好きでスーツアクターになっちゃったイリーも
最終巻で見事な成長を見せてくれて思わずホロリと来ました。
ヒロくんの演技力の成長の無さにもw


全4巻と短いですので、唐沢作品に触れたことの無い方は試しに読んでみてはいかが?



3.週刊少年チャンピオン部門
と言っても、連載作品は選ぶのに迷ってしまい、短期集中作品から2本のみです。


1位「透明人間の作り方」(増田英二
短期集中連載枠を十二分に活かした構成が魅力的な作品でした。
綺麗にまとまっているので是非とも単行本が欲しいところです。
1話完結、あるいは短期枠での起承転結、メリハリが付けられる作者さんは
やはり長期連載作品でも面白いものを作ってくれます。
今年のチャンピオンで連載してくれることを期待します。


2位「MOB 私立宝蔵学園萌え部」(緋采俊樹)

私立宝蔵学園萌え部MOB (少年チャンピオン・コミックス)

私立宝蔵学園萌え部MOB (少年チャンピオン・コミックス)

緋采先生の作品に触れるのは初めてだったのですが
限られた話数の中で、キャラクターたちの魅力を存分に見せてくれました。
短くてもちゃんとテーマが消化されてるのもGOOD。
今後、復帰してまたチャンピオン誌面を盛り上げていって欲しいものです。



チラっと他の方のエントリーを読みましたが
秋田書店以外部門は様々な作品が上がってますね
集計が楽しみです