ソ・ラ・ノ・ヲ・ト第9話 第10話

11話感想を前に2話分の感想をまとめて


まずはリオ先輩について
8話で受け取った電話から、9話10話と少々情緒不安定になっていたリオ先輩
9話ではB.B.のようにトランペット吹いたり、仕事も疎かになりがちになり
セイヤの行方不明事件の際に八つ当たりめいたことも言ってしまいます
そして10話でジャコット婆さんの話を聞き
母の人生にも理解を示したというところでしょうか
それと両親を許すのはまた別問題でしょうから
国の大事が終わった後にじっくりと向き合うことでしょうね


次いでクレハさん
セイヤに孤児は他の子よりもしっかりしてなきゃならない、と諭すのは
前半での生い立ちの描写と相まってカッコよかったですね
クラウスさんのことも本物じゃないと判っても理解が早かったし


この2話で改めて感じましたが
この2人にしても、フィリシアさんにしても
登場人物の問題を解決するのは1121小隊のメンバーじゃないんですよね
基本的に外圧があって、動いている
戦士の亡霊だったり、ジャコット婆さんだったり、セイヤ、クラウスだったり
カナタがラッパに目覚めたのもカールおじさんの言葉ですし


だから、ソ・ラ・ノ・ヲ・トは1121小隊に所属する少女たちの物語ではなく
1121小隊の少女たちのオムニバス形式の物語と捉えるのが正解だったのかも