「とある科学の超電磁砲」第24話(最終話)

ということで、全編にわたってバトル盛り沢山のサービス回です
あしたのジョーしかり、うしおととらしかり、グラップラー刃牙しかり
最終決戦でこれまでの技やキャラクターが総登場するのは大好物です


テレスさんとの2段階のバトルは最終回とあって迫力満点
テレスさんの行動原理は解らない訳でもないのですが
倒してカタルシスが得られる悪役でもなかったのはちょっと残念かな
それでも美琴がスキルアウトなども含めた学園都市についての認識をぶちまけたり
気持ち良かったですがね


前回、失意の木山先生を連れ出した初春さんに引き続いて
佐天さんは、啖呵の先陣を切ったり、キャパシティダウンを壊したり
各キャラに見せ場があって良かったです
固法先輩と黒子はちょっと割を食ったかな?


先程チラッと書いたがテレスさんは、シグルイの伊良子みたい
士をこの上なく憎んでいるのに武家社会の中で士の頂点を目指す伊良子
超能力を憎んでいる(はず)なのに、学園都市内でレベル6の開発を目指すテレス
今の彼女に残っているのは、あのファーストサンプルしか無いのでしょう
それを踏み台に行動する他の生き方が無い状態


対して、木山先生は影の主人公として救われることとなりました
子供たちをなんとしても助けるというのは終始一貫してましたしね


1stクール、2ndクールの繋ぎが少しギクシャクしたものの
これまで積み上げてきたものがしっかりと消化された良い最終回だったと思います
スタッフの皆さんお疲れ様でした


今度、総括として
長井龍雪監督、水上清資シリーズ構成らについて思うところなど
書いてみるかな