「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」第3話

中々密度の濃い話でした
あれまだAパート終わっただけ?と思ったのは久々です
ストーリーとしては、リオ先輩とカナタの過去が繋がり
2人とこの作品がこれから目指すものが見えてきた回でした


リオ先輩と教会の確執は、隊長が少し話題にしただけで直後に解消されましたね
ウジウジとその辺りを長く描写してもストレスがかかるし
逆にこれだけあっさりしてるとカタルシスも少ない
但し、ユミナさんが良い人なので話はスムーズに進んでよく纏まってました

2話の感想で「1クールアニメなのでおいしいとこだけ見られて良い」としましたが
今回の場合は、これを「巧」と見るか「稚」と見るか


今回の話でわざわざ教会の人を出したということは
今後も関わってくるのでしょうね
公式には孤児の子たちも載ってますし


あとはリオ先輩の情報が多すぎるw
父親とはうまく行ってない様子
隊長の口ぶりからすると、厳格な人間のようですが軍関係者かな?
あるいは父から逃げるために軍に入ったなら、別の職種か

軍に入った具体的な動機は?

母親のことは慕ってる様子ですが、既に死別してるのか

あとはカナタの回想にも出てくる女の軍人さんとも面識が有りました


そうそう、タケミカヅチの起動と簡単な操作もしていましたね
そして、オーケストラと戦車小隊を重ねることで
カナタとリオ、そして1121部隊がこれから目指すものを示してくれました
うーん、ますます「カレイドスター」と重ねたくなる


個人的には、こういう形の論理の組み立てというか遊びというかは大好きです
自分の感想でもすぐに関係の無い過去のアニメとか漫画とか
引き合いにだして、比べちゃいますし


主人公のカナタにも触れておかなければなりませんね
今回のお話でミソッカスという劣等感を常に抱いて生きてきたことが判ります
幸いにも、リオ先輩を始め1121部隊はカナタをそのまま受け入れてくれる場所でした
その中で最後にはカナタはどのような成長を見せてくれるか


来週はノエルさんの当番回の様ですが
今度こそ、街の成り立ちや生活の風景が描かれるようです
そろそろ、この世界ならではの事件や出来事が起こって欲しいところですね