「とある科学の超電磁砲」第19話

2ndクールで続いたサブキャラクターものの締めの回でした
これまでのキャラが総登場というだけでなく
美琴も内面は只の中学生なんだなあ、と再認識
これまでのサブキャラ話も美琴の暮らしている生活の
バックボーンとして機能しているのではないでしょうか


天河信彦さんは大正野球娘。がアニメ脚本家デビューの筈ですが
しっかりローテに入ってますね
癖の無い脚本を作る方だと思います


レベルアッパー事件から、美琴は成長してないのか
と、散々書いてきましたが、レールガンは元々スピンオフ物ですし
長井監督らが見せることができるのは
美琴の成長ではなく、経験や日常だけなんでしょう


レベルアッパー事件も、黒妻先輩も、あすなろ園も
全ては美琴たちに与えられた肥料
肥料を与えるところだけ、見せられてその成長を想像するのが正しい楽しみ方かも
例えるなら、タイムマシンで過去に行って、植林するようなものかなあ


とは言っても、来週からは長井監督らが満を持してのオリジナル展開の様子
先に進めない、物語として閉塞してるなかで何を見せてくれるか楽しみです


こう書くとソ・ラ・ノ・ヲ・トみたいだなw
もっともソ・ラ・ノ・ヲ・トでは閉塞してるのは世界だけだけど
レールガンは世界も作り手も袋小路にいる


他のアニメだとバカテスは与えられた原作をブロック遊びのように再構築している
おまけに自分で色も塗ってる
おまもりひまりは仕事なんだけど、大人の本気の遊び場という印象
切磋琢磨で妙に良いものを上げてくる


あとは、やっぱり婚后光子さんはスタッフに愛されてるなあ
子供の世話をしてあげるところとか細かい仕事が良い感じ