けんぷファーで見られた画面作り

この記事は始めは山崎みつえさんについて書こうとしたけど
11話でも似たような作りが出てきたので、「けんぷファーで見られた」に変更


恐らく1番判りやすく、有名なのが11話での楓と白けんぷの逃走シーン
ウルトラマンを思わせる一糸乱れぬ動きで画面外へ飛んでいくところだ
その後は会長らのキス&お触りシーンに移ってしまい
彼女らはもう登場しない、逃走完了である


実はこれと似たシーンは1話(山崎みつえ担当回)にもあって
紅音が逃げるシーンでは紅音は画面右手に飛んでいき
そのままのカットで楓が画面手前から入ってくる


これらのシーンで感じたことは「舞台」的なシーンだな、ということだ
通常は映像には収まりきらない背景や人物が存在している
だからこそ、コンテや演出でもカメラワークという言葉が使われる
しかしこれらのシーンではそんなこと無視しており、画面の端はまるで舞台袖の様だ
演者は画面外に行けば退場、画面に入ることが登場になっており
直後直前にどこにいたのかということはあまり考えられていない様に見える


これとは別に「舞台」的と思ったのは、10話で会長がナツルを探しに退室するシーン
紅音と水琴の声をバックに延々会長がドアまで歩く
えらい長回しに感じる、GS美神を思い出す
これは逆に舞台上(画面内)に出口があるため、そこまで行く必要があったと見える


意図してやった訳ではないでしょうが、面白く感じたので書いてしまった
それとも、知らないだけで割りとそういう作りをする場面は多いのだろうか