「魔界ヨメ! 5巻 契約を食らう魔鳥」感想
ネタバレありの感想です
事前情報なかったので、シリーズ完結にはビックリ&残念ですが
中身はこれぞ阿智太郎!という感じで、しっかり纏まっているので満足ではあります
イゴールの魔鏡とタイムスリップ、魔界ネズミ子爵の役回りなどは
陰からマモル!のまとめ方に似てますね
相変わらずのくだらない(褒め言葉)展開でも
ヒョロ夫の前世などで一捻り加えてくるのは流石です
阿智さんはプロットなしで作品を書くらしいですが
最後に収まるところにちゃんと収まるのは
着地点を見定める構成力が確かなのでしょう
本編は、ヨメ子のかわいさと花海の悲惨さが際立っていましたが
その反面、吸血ムスメと犬耳メイドが割を食っていたかなあ
魔界蝿ガールはフラグ半立て、天界ムスメたちは未立ての状態だったし
一人一人登場させるより、「血吸村へようこそ」のように
初めからキャラが揃ってて、ちょっとずつでも出番がある方が好みかもしれない
ともあれ、魔界ヨメ!を追いかけた1年半は楽しかったです
阿智先生、x6suke先生、お疲れ様でした