「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」第5話

観る直前にスタッフブログのこんな記事を見つけてしまったので

http://blog.sorawoto.com/?year=20091022

今回の話も「水曜どうでしょう」とダブらせて見てしまった
さしずめ、「セーズウォーカー」「セーズ八十八ヶ所」か

「ここをキャンプ地とする」展開になったり
ノエルさんが「地図も読めないバカ」じゃなくてよかったですね


ストーリーでは世界観や1121小隊に関する情報も出てきましたが
それよりも気になったのはクレハさんのこと
クレハに比べてノエル−カナタが仲良すぎるというか
クレハとカナタにまだ距離感があるように見えるというか


リオ先輩といい、クラウス少佐といい
コンプレックスの裏返しの憧れが多いのが気になります
1121小隊は世代交代があること
フィリシアの「出会った頃の私たちみたい」という台詞から考えると
クレハもリオ先輩を通じて成長して
カナタと共に次代の1121小隊を背負っていくような展開になるのかな


それにしても冒頭の訓練が空恐ろしかった
クレハはゆるゆる部隊と言ってましたが
明確な敵もないまま
壊れた戦車でただ訓練をし続けるというのは拷問じゃないかと思います
これが現代を舞台にしていれば、まだキャラ達に「将来」なんかも見えるものですが
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」は閉塞してる
世界も閉塞してるし、キャラクターたちも閉塞した中にいる
カナタたちは軍に入って、しかも「時告げ砦」という袋小路にいる
だからこそ公式のイントロダクションにある


「世界の在り方は 自分ひとつ」
「綺麗なものも、汚いものも、辛いことも、楽しいことも」
「受け止めるのはキミ次第なんだから―」


というテーマが生きてくるのかもしれません


しかし、ここでの「キミ」とは誰なのか
カナタ?クレハ?リオ?それとも、また別の誰かか